マラソンでは、公認記録とか公認レースなどと言います。
公認とは、国際陸上競技連盟(IAAF)や日本陸上競技連盟(JAAF)が定めた規格に合ったコースや記録を言います。
公認は、マラソン単独に設けられているものではなく、陸上競技の道路競争全体で設けられている規則のようなものです。
公認コース
日本陸上競技連盟のルールに従ったコースでなければいけません。
規則の主な内容
距離 | 公式な距離より短くてはいけません。 測定の誤差は全長の0.1%より長くなってはいけません。 (マラソンは42m、ハーフマラソンは21m) |
コース | ・IAAF公認コース計測員が測定、確認しなければいけません。 ・スタート地点とフィニッシュ地点の2点間の標高の減少が全体の0.1%を越えない (マラソンは42m、ハーフマラソンは21m) ・スタート地点とフィニッシュ地点の2点間の直線の距離はレース全長の50%以下ではいけません。(マラソンは21.0975㎞、ハーフマラソンは10.54875㎞) |
その他 | 約5㎞感覚で給水所を設ける。 10㎞を超える競技は水以外の飲食物も提供できる |
公認記録
公認記録は、公認コースを走りしかも日本陸連に会員登録していなければいけません。会員登録は、記録に関係なく誰でも登録することができます。会員登録は自分か住んでいる都道府県の陸上競技協会に申込みします。(有料)
詳しくは日本陸連HPの登録についてで確認してください。